2023年4月のランニング記録
走行日数:毎日(38ヶ月連続)
走行距離:261km
3月のさが桜マラソンを走り終えた後は
必要最低限のランニング(1日3-分)でしばらく心身をリフレッシュさせ
4月中旬のトラック記録会出場をきっかけに
これまでとは違った観点からスピード作りに着手。
毎年の恒例イベントである八面山平和マラソン(5km)にも出場
まだフォーム改善に取り組み始めて2週間
ジョグと200m×20本のショートメニューも2回しかこなせてない段階だけど
明らかにこれまで走ってた時の動作感覚や
スピードの出方、接地した時の乗り方が変わってきた。
陸上競技未経験から走り始めた自分でも
ほんの少し動きのコツさえ掴めれば
スピードは思っていたよりも簡単に作れるものなんだと
最近は毎日走るたびに嬉しく楽しくなる!!
これから時間をかけて、いま意識化してる動作を
無意識化に昇華させなくてはならないが
改めてスピードを作るのに重要なのは
速く走るための身体の使い方を
繰り返し意識して走る(地道な反復動作)なんだと思う。
単純に走るスタミナを作りたいなら
「走った距離は裏切らない」の言葉で事足りるのかもしれないが
走るスピードを作るためには、良い動作を常に心掛けて走ることが求められる。
距離走り過ぎて疲れ切った身体では
良い動作で走ることよりも、疲れた状態でも走れるラクな動作を選ぶ傾向になる為
スピードとスタミナはやはり根本的なアプローチの方法が違うんだなと感じる。
大事なのは今自分に何が足りていないかという事。
2021年12月の青島太平洋マラソンで
2時間37分58秒の自己ベストを更新して以降
2022年シーズンでは記録に伸び悩んだ。
途中コンディション不良等も重なったが
今思えば絶対的に使えるスピードが作れてなかった事が
記録を伸ばせなかった一番の原因だと思う。
インターバル、ペース走、距離走で
心肺機能と脚力は鍛えられたとしても
根本的に速い動きのポイントを知らなければ
やはりマラソンで使えるスピードも身に付かない。
良い動作(スピードの出せる動き)をまずは当たり前の感覚にして
その後じっくりと長い距離を走れるスタミナ作りをする。
これは世界で活躍するトップランナーの事例を見ても明らかだ。
マラソンの神様的存在であり、自分の走る教科書でもある
ケニアのエリウド・キプチョゲ選手も
マラソンを走る前には1500m(3分33秒)、5000m(12分46秒)を主戦としてスピードを磨き
年を重ねる中で10000m、ハーフマラソン、フルマラソンと徐々に距離を伸ばしてきた。
彼のような走りをするには
もう一度人生をやり直さないと厳しいだろうが
年齢を重ねても常に進化し続ける姿勢から学べる要素は無限にある。
僕も含めて社会人になってからマラソンを走り始めた市民ランナーの多くは
速く走る動作を身に付ける前にひたすら長い距離を走ろうとしてしまう。
初心者の内であれば、練習量だけでも
ある程度記録はグーンと伸ばせるものの(経験的に2時間40分切るレベルまでは)
さらに上のレベルを目指そうと思うなら
どこかで速く走る動作を身に付けることが必須になる。
学生時代から長く陸上競技を続けてるランナーの走りには
速く走るための動作感覚がすでに無意識レベルで刷り込まれてるので
競技をやめてから多少のブランクがあったとしても
再び競技を再開すれば、早い段階でパフォーマンスを戻せる場合が多い。
これは自転車に乗れるようになるまでの過程と同じで
一度身に付けた感覚は時間が経過しても失われずに身体が自然と覚えているもの。
なら長く陸上競技をしてる人には僕なんか一生敵わないじゃないか!!
と叫びたくもなってしまうが、身体は何歳になってからでも変えられるものでもある。
良い動き(スピード)が単純作業の繰り返しによって磨かれるように
自分の身体の動かし方やメカニズムを知ってからは
スピード作りに対する抵抗も無くなり、同時に故障する事に対する不安も一切なく
年齢を重ねても常に良好なパフォーマンスを発揮できるようになってきた。
30代以降もケガなくパフォーマンスを発揮したいなら
無敵な20代までとは違った取り組みをしなくてはならない。
変化なくして成長なし。
自分で言うのもなんだけれど
いま取り組んでるスピード作りが形になった時
その先で待つ進化や新たに見える景色が楽しみで仕方ない!
・マラソンで使えるスピードを身に付けたい
・速く走るためのコツ、動作を知りたい
・年齢を重ねても故障なく走れる身体になりたい
・慢性的な故障、ケガ癖から卒業したい
・フルマラソンでサブ3~2時間40分切って走れるようになりたい
などなど
興味がある方はお問い合わせフォームより相談下さい。
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