今年で走り始めてから5年目に突入したのだが、
素直によく5年も続けてこられたなって、
我ながら感心してしまう。
今までの人生で5年以上続いたことなんて記憶にない。
そもそも陸上自体、中学校の部活で3日もたずに辞めたので、とても不思議な気分だ。
走ること=苦しいこと
中学生だった頃の自分にはこの感覚しかなかったので、
毎日走るだけの日々が3年も続いていくんだ…
そう考えるだけで耐えられなかった。
もし、あの頃の自分にアドバイスが出来るとしたら
「もっと力を抜いてラクに走りなよ」
と声を掛けていただろう。
今でこそ言えることだが、
同じ走る練習にしても色々なものがある。
速くなりたいならば、キツい練習も必要になってくるが、
全てがキツいものになってしまえば心身とも壊れてしまう。
実質的に1週間のなかでキツく走るのは1、2回程度で良いのだ。
それ以外は周りの景色を楽しみながらだったり、
人と話しながら楽しく走る時間のほうが多い。
陸上や走り方について教わったことのない自分からしてみれば
これまでの4年間は試行錯誤の連続だった。
がむしゃらに距離だけを追い求めて走った時期もあったし、
初めて経験するケガや故障も数多くあった。
また、走るってのは他のスポーツに比べて実にシンプルである。
特別な才能もいらず、やってきた練習だったり努力が
如実に現れるので、成果も分かりやすい。
今になって思えば、
場所も時間も自分の好きなときに走れるので、
1人で黙々と打ち込むのが好きな自分にとってみれば
これほど楽しめるスポーツは他にない。
周りには、走ること、マラソンって聞くだけで自分には無理‼となる人も多いが、
恐らくほとんどの人は
走ること=苦しい、キツいこと
この記事へのコメントはありません。